佐藤和歌子さんの著書『間取りの手帖』が発売されてから、間取りファンである“マドリスト”を自称する方々が、続々と増えている様な気がします。
そういったキッカケがなかったとしても、子供の頃に新聞の折り込みチラシに並ぶマンションや一戸建ての「間取り図」を見て、様々な妄想(笑)に胸躍らせた経験がある方は多いのではないかと思います。
私が建築・インテリアの世界に入ったのも、そんな昔からの「間取り好き」が高じた結果だったのかも知れませんね。
多くの人々を魅了してやまない「間取り」。その魅力とは、いったい何なのでしょうか?
私は、1枚の間取り図から、様々な生活(ライフスタイル)が想像出来ることなのではないか?と考えています。
対面式キッチンが描かれているのを見て、料理をしながら家族や友人と楽しく会話をする様子を想像したり、ウォークインクローゼットのスペースがあるのを見て、沢山の洋服が並ぶなかお気に入りの一着を選んでいる自分の姿を想像したりできるのは、「間取り」特有の楽しみ方なのだと思います。
「自分だったらどうやって暮らすかな?」と様々な想像の翼を広げていると、あたかも自分がその「間取りの世界」に入り込んだかとような感覚を味わうことも出来ます。
いつの日か、自分に合った最適な「間取り」と出会うために。
マドリスト達の探求の旅は、今日もまた続いているのでしょうね。
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